第10回太平洋・島サミット(PALM10)歓迎レセプション活動報告

2024年7月16日、東京プリンスホテルにて開催された第10回太平洋・島サミット(PALM10)歓迎レセプションにMMCPCは出展・参加いたしました。

PALM10歓迎レセプション活動概要

PALM10は、日本と太平洋島嶼国とのパートナーシップを強化し、共通の課題に取り組むための重要な国際会議です。MMCPCは、この貴重な機会に、医療コンテナ「MC-Cube」と「MICRO HOSPITAL」の紹介ブースを出展しました。

palm10出店イメージ

当日は、林芳正内閣官房長官をはじめ、太平洋島嶼国の首脳や政府関係者、JICAや復興庁などの関係機関が出席する中、MMCPCは、MC-CubeとMICRO HOSPITALの有用性と、離島や被災地における医療アクセス向上への貢献について説明を行いました。

展示ブースには、パプアニューギニア、パラオ、ソロモン諸島、マーシャル諸島、ナウル、ツバル、バヌアツ、ニウエ、クック諸島、仏領ポリネシア (タヒチ)などの元首(大統領、首相)をはじめ多くの方々が来訪され、興味を示していました。MMCPCの活動に対する関心の高さが伺えました。

プレゼンテーション概要

プレゼンテーションの主たる目的は、MMCPCの革新的な医療コンテナソリューションが、PALM10参加の国々の遠隔地や、医療過疎地域における医療サービスの質の向上と、アクセシビリティの向上を示すことです。マンモグラフィーコンテナとCTコンテナは、どちらも重要な医療機器へのアクセスを改善し、より多くの患者が必要なケアを受けられるようにすることを目指しています。

マンモグラフィーコンテナ

マンモグラフィーコンテナイメージ

今回新たに構想中のマンモグラフィーコンテナの説明を行いました。

マンモグラフィーコンテナは、遠隔地や医療過疎地域での乳がん検診のアクセス向上を目的とし、以下のような仕様で提案しました。

  • 構成:
    • 20フィートまたは40フィートのコンテナ
    • マンモグラフィー装置
    • 発電機
    • 日本の専門家による遠隔読影サポート
  • 特徴:
    • 現地病院への設置
    • 遠隔医療サポートとの組み合わせ
    • 放射線専門医によるレポート提供

現在稼働中のCTコンテナ

すでに海外で実績のあるCTコンテナも紹介しました。CT検査へのアクセスが限られている地域での医療サービス向上に向けて開発されたもので、40フィートコンテナにCTと発電機も内蔵しており、移動先でスピーディに稼働が可能です。

MMCPCは、今後も、MC-CubeとMICRO HOSPITALを通じて、国内外の医療格差解消に貢献してまいります。

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